2009年09月04日

ウークイの夜に



我が家のウークイも無事済ませ深夜の銀天街へ。
居酒屋「けんけん」の横に大勢の人。



実は、今年お亡くなりになった仲程さんの初盆の送りの催しでした。
林君が撮りためた懐かしい映像の数々。
おそらく、彼ら若手アーティストの一番の理解者だった仲程さん。
アーティストと地域の商店街との良き橋渡し役を果たしてくれました。



ハーモニカの得意な仲程さん、今年2月の銀天街まつりが最後の舞台となりました。
その形見のハーモニカを、身内の方がふきます。
懐メロ、童謡、途中目頭を押さえている人もいます。
暗い路地、旧盆の最後の夜。
アーケードの無くなった銀天街の路地の真上には、煌々とした満月・・・



そして、送りの宴も終わった丑三つ時、林君の作品のお披露目。
アーケードの無くなった路地の空高く、白い布、風にそよぐ網目状の薄い布。
そこに、先ほどの仲程さんの在りし日の姿が。
ウークイを終わった仲程さんが、天高く上って行く様な錯覚を起こさせる、不思議な空間が現れました。



映像と光のショーは、試行錯誤を繰り返しながら、午前4時を過ぎてもまだまだ続きます。
光の向き一つで、様々な変化に富んだ不思議な空間が、次々と作り出されていきます。
林君が言うように、それはまさに手品の様なものかも知れません。



一瞬一瞬の時間と空間の織り成すショー。
その下は、今回集まってくれたアーティスト達との交流の場に早変わり。
そのささやかな宴は、午前5時頃まで続きました。

あの世の人と現世の人が限りなく近くなる沖縄の旧盆の送りの日。
まさに今回のテーマの「クロッシング」に隠されたもう一つの場。
それを、今回の林君の作品に見たような気がした不思議な夜でした。
Posted by 漫遊国 at 16:30 | Comments(0) | TrackBack(0) | 銀天街

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